おすすめの家賃保証会社を比較ランキング形式でご紹介!【外国人の賃貸保証にも対応可能な人気サービス】

外国人入居者を受け入れるメリットとデメリット

公開日:2020/07/15  最終更新日:2020/07/08

日本に来る留学生や技能実習生が年々増加していることで、外国人向け賃貸の需要が高まっています。賃貸を経営しているオーナーの中には積極的に外国人を受け入れている人もいますが、マイナスなイメージがあるので外国人の入居は断っているというケースもあります。

確かにデメリットとなる部分もありますが、それ以上に外国人入居者を受け入れることにはメリットもたくさんあるのが事実です。今回は、賃貸を経営するうえで外国人を受け入れるとどんなメリットやデメリットがあるのかについて解説します。

外国人入居者のメリットって?

文化や言語の違いから少し怖い印象を持たれがちですが、外国人入居者を受け入れるとそうした違いがあるからこそのメリットを感じることができるものです。まずは、外国人入居者を受け入れた場合に利点となる部分からご紹介します。

■入居者を獲得するチャンスが増える

外国人の入居希望者を断らずに受け入れるようにすれば、単純にそれだけ成約につなげられる可能性が上がります。特に空室があるときは、外国人だからという理由で希望者を断るというのはもったいない行動です。

賃貸経営は入居者がいなければ成り立ちません。空室があるという状態はできる限り避ける必要があります。今や外国人居住者は250万人にも上るということを考慮すると、彼らのこともターゲットに含めたほうが空室リスクは下がるものと思ってよいでしょう。

■時期を問わず募集をかけられる

日本人には転居が多い時期というものがはっきりと存在します。一番多いのは年度が変わるタイミングである3月から4月です。

次に多いのは9~10月頃ですが、これは大体この時期に企業で人事異動があることや、春先と同じくらい気候がよいので結婚式を挙げるのに人気の季節であることなどが理由となっています。このような一年に二度ほどある転居の多い時期以外ではあまりたくさんの入居希望者が現れることはありません。

しかし外国人は文化が違うので、日本人に人気の時期でなくても引っ越しや来日によって入居を希望してくれるものです。外国人を視野に入れると、繁忙期ではない時期でも安定して成約を獲得することが見込めるようになります。

■退去される確率が低い

入管法改正などの影響で外国人を受け入れるオーナーが増えているとはいえ、外国人が日本で賃貸契約を結ぶのは少なくとも簡単なことだとはいえません。日本語が堪能であればよいのですが、そこまで上手くない、もしくは全くできないという人が日本の複雑な賃貸契約を理解するのは至難の業です。

必然的に、契約を結ぶことができた場合は、もう一度部屋を探して難しい契約をするという苦労をしたくないのでなかなか退去しようとは考えません。外国人居住者が解約を申し出るのは日本からも去るタイミングであることがほとんどです。

外国人入居者との契約は、賃貸のオーナーにとって一番回避するべき「空室がある」という状態になる確率が低いものだといえるでしょう。

■次の入居者を紹介してくれる

日本に住む外国人は多くの場合、同じ国籍やコミュニティに属する人に強い仲間意識を持っています。異国で何かと苦労している者同士、役立つ情報をシェアし合っているようです。そのおかげで、外国人入居者は退去する際に次の入居者を紹介してくれることがあります。

その際は信頼できる相手から「外国人でも住みやすい物件」として紹介されているので、契約はスムーズに行えるものです。また、問題のない入居者が紹介してくれた相手ならオーナーとしても安心して住んでもらうことができますし、日本人同士でも友人や家族に物件を紹介することはありますが、外国人は特にその割合が高いのが特徴的です。

外国人入居者のデメリット

外国人入居者の受け入れにはメリットがたくさんありますが、悲しいことにデメリットも存在します。最も問題になりやすいのが、入居後の騒音です。どこの国の人でもそうだというわけではないものの、外国人は日本人と比べると部屋に大人数で集まってパーティーなどの大騒ぎをすることが多い傾向があります。

また、ごみの問題も顕著です。地域ごとのごみ出しルールを分かっていなかったり、使用済みの油をそのまま排水溝に流してしまったりする場合があります。契約時に念を入れて説明しておけばある程度はそうした問題が起こることを防げますが、誰しも、違う国のルールというのはそう簡単に理解できるものではありません。

長く住んでいくなかで感覚的に理解してもらわなければいけないというのはデメリットだといえるでしょう。

外国人入居者を受け入れる時に気を付けること

外国人入居者を受け入れる時にはいくつか気を付けなければいけないことがありますが、中でも審査に関しては特に注意深くなる必要があります。うっかりするとオーナーが罪に問われてしまうことすらあるので、そんな事態になるのを防ぐためにも、どんなところに気をつけるべきなのか知っておきましょう。

■審査基準を普通より厳しくしなければいけない

外国人入居者を受け入れる時はまず何よりも厳正な審査をすることが必要です。日本人の希望者よりも注意して審査しなければいけません。

なぜかというと、不法就労者ではないか見極めることが求められるからです。入居を希望してきた方が不法就労者であることを見抜けずに受け入れて契約してしまうと、場合によってはオーナーが「不法就労助長罪」という罪に問われてしまいます。

不法就労者だと気づいていなかったならオーナーが罰せられはしないこともありますが、しっかりと確認すれば気づくことができたはずだとして罪になってしまう可能性はあるので要注意です。そんな状況に陥らないようにするには、外国人を受け入れる時はパスポートや在留カード、もしくは特別永住者証明書といった身元を保証するものを見せてもらうのを怠らないことが重要だといえるでしょう。

勤務先から健康保険証をもらっているのであれば間違いなく不法就労ではない証明になるので、一番確実なのは最初に保険証の有無を確認することです。

■問題が発覚した際の対応を考えておく

審査をどれだけ厳正に行ったとしても、あまりにも巧妙な方法を使われて問題があることを見抜けない場合というのが残念ながら存在します。在留カードを偽造されたり、虚偽の勤務実態を報告されたりするケースです。

万が一のそんな事態に備えて、オーバーステイや不法就労をしていることが発覚したら例えそれが契約後であっても即時解除するという旨を特記事項として契約書に書いておくとよいでしょう。オーナーが申し出て契約者を退去させるには通常の場合かなり時間がかかってしまうものです。

しかし、もしもの時は即時解除できるようにしておけばすぐに問題のある入居者を退去させられ、余計なトラブルにつながってしまう心配をなくすことができます。

まとめ

外国人を賃貸に受け入れることには、入居者募集をかけられる範囲の拡大や空室リスクの軽減などさまざまなメリットがあります。そのどれもが、文化が違うからこそ受けることのできる恩恵だといえます。騒音などのルールを分かってもらえないことや、場合によっては意図せず法に触れてしまうことになるというデメリットはありますが、事前に対策を練っておけばほとんどそんな事態に陥る心配はありません。これからの時代のことを考えて、外国人入居者の受け入れには前向きになるのがおすすめだといえるでしょう。

サイト内検索
記事一覧